日本でもカッパや妖怪、座敷わらしなど実際に見た事はないけれど昔から信じられている存在ってありますよね。特にサンタクロースは、今や宗教に関係なく、世界の様々な地域の子どもたちが信じています。
オーストラリアでは、小学校の高学年くらいまでは信じている子も多く、例え気付いたとしても気付かないフリをします。(その方がプレゼントを二つもらえてラッキーですよね!)
実は海外には、サンタクロース以外にも子どもたちに信じられている存在がいるんです。今日はそんなユニークな文化を紹介したいと思います。
▶︎Sandman【サンドマン】
普段は目に見えない、夢を操る妖精です。魔法の砂を背負っていて、その砂が人間の目に入るとたちまち眠くなってしまうのだとか。怖いキャラクターではないのですが、ビジュアルを検索するとちょっと怖めのものが出てきます。
▶︎ tooth fairy【トゥースフェアリー】
海外では、乳歯が抜けると枕元に置いて眠る習慣があります。サンタクロースと同じように、寝ている間にフェアリー達がやってきて抜けた歯をコインに変えてくれるんです。
サンタクロースと同じように、コインの額は家庭によって様々です(笑)
また海外では、抜けた歯を全部ケースに入れて取っておく家庭も意外と多く、専用のケースまであります。(…自分の抜けた歯、個人的にはあまり取っておきたくないなぁ。)
▶︎Easter bunny【イースターバニー】
イースターとは、キリストが復活したことを祝う祭りです。春分の日の後の最初の満月から数えて、一番最初の日曜日がイースターになるので毎年違う日がイースターになります。イースターバニーはイースターエッグを隠すと信じられています。オーストラリアではあまりありませんが、隠されたカラフルな卵を子どもたちが探すゲームも有名です。うさぎは1度に子どもをたくさん産むことから縁起がよかったようです。
この記事で紹介したキャラクターが登場するおすすめの映画があります。
Rise of the guardians
(ガーディアンズ 伝説の勇者たち)
この物語に登場するサンタクロースは普通のサンタクロースとは一味違いますが、それもまた面白いです!物語の中にはサンタクロースをお手伝いする妖精や、ジャックフロスト(エルサと同じような能力を持った霜の妖精)、ブギーマン(子どもたちが恐れている存在)なども登場するので、楽しく海外の文化が学べるかもしれません。(オーストラリアの子どもたちも大好きな映画です!)参考になれば嬉しいです!