オーストラリアでは、寝る前に読書タイムを取り入れている家庭が多く、大人も子どもも、ベットに入ったまま読書をする習慣があります。

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子どもが小さいうちは読み聞かせ、大きくなるにつれ自分で読んだりと、寝る前に心を落ち着けるのに役立っているようでした。

海外では、赤ちゃんの頃から自分の部屋で一人で寝るのが当たり前なので、それも関係あるかもしれませんね。


最初のホストファミリーでは、私が読み聞かせをすることもありました。初めは、私のジャパニーズアクセントが気になって眠れなくなるのでは?!と心配していましたが、1ページずつ交互に読んだり、絵を見て大笑いしたりして過ごした時間は今でも懐かしい思い出です。


日本でも英語で読み聞かせをしたい!と思っている方も多いと思います。そこで、初めての読み聞かせにおすすめの本を紹介したいと思います。


▶︎ ドクター・スース(Dr.Seuss)シリーズ

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ドクター・スース(Dr.Seuss)はアメリカの絵本作家で、英語圏の本屋さんには必ずといっていいほど置いてある本当です。

"CAT IN THE HAT" "GREEN EGGS AND HAM"が有名で、英語特有のリズムやカラフルな絵が人気です。


一度読めば分かりますが、とにかく言いづらい言葉が並んでいて、読み聞かせが難しい!でも面白い!よく、これを子どもと一緒に1ページずつ交互に読んで楽しんでいました。英語で韻を踏む楽しさが味わえる本です。



▶︎ Possum Magic / MEM FOX 

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強い魔法で「誰にも見えない体」になってしまったポッサム。でもある日、自分の姿が見たくなってしまいます。そこでポッサムは、魔法を解くために、おばあちゃんポッサムと二人でオーストラリア中を旅します。

お話の中には、オーストラリアの食べ物や有名場所がたくさん登場します。まさに、オーストラリアの本!

ちなみに、メルボルン州立図書館にはこの本に登場するポッサムの像が展示されています。立ち寄った際にはぜひ探してみてくださいね。

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読み聞かせは、初めは繰り返しの表現が出てくるなど、簡単で分かりやすい本がおすすめです。(これは日本語でも同じ!)子どもは大好きな本を見つけると、繰り返し何度も読みたくなります。素敵な本に出会って、お子様とのベットタイムをより充実させてくださいね。