前回に引き続き、オーストラリアの小学校で、実際に日本語や日本文化をどんな風に教えているのか、授業の様子を紹介したいと思います。


日本人にとっては簡単と思っている歌でも、複雑な歌詞は覚えられなかったりするので、曲選びはとっても重要です!今回はprepクラス(5、6歳)の子どもたちでも覚えやすい歌をいくつか紹介します。


▶︎ももたろう

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ももたろうの絵本を読み聞かせながら、

「ももたろうさん♪ももたろうさん♪お腰につけたきびだんご♪一つ私にくださいな♪」

の短いフレーズだけを教えました。絵本の中に何度もこのフレーズが出てくるので、子どもたちもだんだん覚えます。それでも意味は分からないので

Can you give me kibidango

などと英語の歌詞を適当に作って意味を伝えていました。

ちなみに、様々な宗教の子がいるので「鬼」をdemonと訳すと怖がる子も多く、海外ではあまりよくありません。「鬼」はそのまま「Oni」と教えました。


▶︎おはようsong

グーチョキパーで♪のメロディで歌ってみてください。

おはよう×2♪

こんにちは×2♪

さようなら× 

また来週× 


これも初めは英語で歌ってあげて、後から日本語で歌ったり、1番は英語、2番は日本語でもいいかもしれません。ちなみに英語だとこんな感じ。

Good morning ×2♪

Hello ×2♪

Good bye ×2♪

See you next week ×2♪


ジェスチャーをつけながら歌うと楽しいです。毎時間授業の後に歌ってもいいですね。英語の歌詞と一緒に覚えることで、意味も分かりやすいです。



▶︎こぶたぬきつねこ

この曲は有名ですよね!

こぶた(こぶた♪)

たぬき(たぬき♪)

きつね(きつね♪)

ねこ(ねこ♪)

と動物の名前を繰り返す簡単な歌詞が、海外の子どもたちにも覚えやすいです。動物の名前を教えた後で歌を教えるとより分かりやすいです。また、2番は動物の鳴き声になっているので、英語との音の違いについて触れても楽しいですね。


私は曲を選ぶ時、出来るだけ普段の会話で使えたり、絵本や行事と関連していたりするものを中心に選んでいます。その場だけで終わるのではなく、後から子どもたちが「あ!その歌、日本語で習ったから歌えるよ」と言えるような歌を教えてあげたいですね。


いかがですか?日本語を教えるだけでなく、日本人のお子さんに英語を教える際にもいいかもしれませんね。参考になれば嬉しいです。